あなたが本当に結婚すべき人
なぜあなたは、本当に結婚すべき人とまだ結婚していないのですか?
なぜ本当に結婚すべき人と結婚する前に、別の人と結婚したのでしょう?
米国の放送作家トレイシー・マクミランが、ステキな恋愛関係を築く前に結婚すべき人について語った感動的スピーチから、ラスト4分間を書き起こしました。
いつも感じますが、自分の心とつながっていない人ほど、他者とのつながりを求めます。でも、自分を受容できない人は、他者を受容できません。
あなたと結婚したがっている人に早く気づいてくださいね♪
ちなみに、訳は分かりやすく修正しています。
放送作家、「なぜあなたはまだ結婚していないのか」を出版した恋愛作家。リアリティショー「Ready For Love」にデートコーチとしても出演。現在Los Angeles在住、一児の母。実母は娼婦、実父は麻薬の売人。9歳まで24組の里親家庭で育つ。3度の離婚経験あり。
動画(14分)はコチラ↓
結婚とは(前半まとめ)
●「満ち足りている」と感じるくらい、ダメな自分も含めて、あらゆる自分を好きになる
●恋人や仕事が無くても「何かが欠けている感じがしない」と思えるまで、自分を大事にする
●人生で最大の試練がある場所は、最も多くのものを得られる場所になる
●「自分自身と結婚する」とは、死が分かつまで”結婚の誓い”を守ること
《結婚の誓い1》
ダメな自分をそのまま愛することが、”目指す場所”にたどり着く唯一の道
《結婚の誓い2》
より良くなるための結婚ではなく、自分と一緒にいるための結婚だから、悪いことが起きても関係ない
《結婚の誓い3》
人生は『願ったもの』をそのまま与えるのではなく、出会いや場所、機会を与えて、『自分の願い』が成就するのを助けてくれる
ずっと一緒にいたい人と結婚する
最後にとても重要な話をします。あなたが”あなた自身”と結婚するということは、その日からずっと「あなたはあなたのものになる」のです。
「あなたのものになる」とは、誰かにこんな風に愛して欲しいと思うやり方で、自分を愛することじゃないかと思います。
私は何かが欠けている感覚と共に生きてきて、常に半人前のように感じていました。
「誰かに愛されない限り完全にはなれない」という感覚から抜け出せると願って恋愛したのですが、実際には、自分自身を愛することを学ぶまで、「完全な状態」を感じられませんでした。
こうして自分自身と結婚することで、人生における「あらゆる関係」も大きく変わります。
仕事、家族関係、子育て、社会的関係、友達付き合い。自分自身と結婚すると、全く新しいやり方で愛することができるようになるのです。
もうすでに自分自身を愛しているのと同じように、他の人をそのまま、ありのままに愛することが出来るようになります。そしてこれは、世界が必要としていることなんです。
自分と結婚した時に気付いたのは、必要なものはもうすでに持っていたということ。基本的には、世界の私の小さなコーナーを照らすだけのことなんですけど、これが私の新しい”仕事”です。
私はもう満たされているから、ほかに何も必要ありません。たとえば会議では、「どのようにサポートしたら相手が目標達成できるか」を最も大切にします。
地域の集まりでは「私が提供できること」を考え、デートでは「1時間で相手の良さをどれだけ知れるか」を考えます。もちろん、私にも返ってくるんですけどね。
私の恋愛についてよく質問を受けますが、今はまだ取り組んでいるといったところでしょうか。
3か月ほど前に、彼と初めてデートしました。30分くらい経って、「彼が」私のどこを好きかではなく、「私が」彼の存在に対してどのように感じているかに注目している自分に気づきました。
自分が明るく幸せで、冗談を言っていることに気づいたんです。後でデートを振り返ってみると、「すっごく感動的!自分自身に忠実だった!」という感じでした。
今回のデートで、自分のことを好きにならせようとしなかったのです。彼が私をどう思うかより、私が彼をどう思うかを気にしていました。
これは自己中だからではありません。私がこの先に誰かと築く関係は、私がもうすでに自分自身と築いているものであって、これからはそれを二人の間で築くだけだからです。
そして彼は私を好きになり、私たちは今も一緒にいます。これはとても素晴らしいことですが、私は3回も結婚経験があるので急ぎません!(笑)
彼と結婚することで安心したいわけではないですし、子供なんてとんでもない。私はただ、彼とお付き合いしたいだけ。
「僕と結婚してくれる?」という言葉を待ち望んでいるわけでもありません。私のように親から愛されなかった人にとって、その言葉はとても魅力的ですが、彼から聞く必要がないのです。
だって、もう自分自身から聞いているから。自分を山の頂上もしくは海の底に連れて行き、片膝をついてこう言いました。
「私は決してあなたを一人にはしません」と。そして今、ずっと一緒にいたかった、唯一の人(=自分自身)と結婚しています。