心の故郷 - 天意(あい)
以下の概念を信じたり、今すぐ理解する必要はありません。
ただ、ご参考までにお目通しいただくと、宗教とは一切関係のないスピリチュアリティ(自分の本質)についてご理解いただけると思います。(と言っても、私もまだ学んでいる身です)
ここで言う「神」は天罰を与えるような、人間の作った宗教上の神ではなく、価値判断の無い全てを包括したエネルギーのこと。あらゆる宗教を超える一つの「真理」です。
「引力の法則」を信じなくても、地球上に存在する限りその影響を受けるのと同様に、天意(=神の心)を信じなくても、私たちは影響を受けています。
ちなみに、ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド』のエピローグには、私たちみんなが帰るべき別の心の故郷があると書かれています。
※HOMECOMING/帰郷が原書タイトル、日本語版表紙タイトル上に小さくHOMECOMINGとあります
<天意を学ぶ時間が人生>
天意とは、神の心・愛・感謝・二項対立の無い統合された世界のこと。仏陀やキリストは「天意」のモデルとして、この世に遣わされた存在です。
私たちは「たましいの成長」のため、「恐れ」を克服して「天意」を体得する宿命にあります。
<EGO=Edging God Out>
「たましいの純粋性」と「エゴ=人間の思考感情」が葛藤することに苦しみの根源的原因があると、私は感じます。だから、人間が成長する時には必ず痛みが伴うのです。
でも、傲慢なことに私たち人間は、人生が苦しくならない限り、なかなか「自分」を改めようとしません。そこで、大切にして欲しいのが日常からの学びです。
カウンセリングやヒーリングを特別視しがちですが、家族や職場の人間関係など、あなたの学ぶべき環境で「エゴ」に気づくほうがもっと大事なことですよ。
人生の目的:天意(あい)か恐れか
天意をより深く学び、天意のエネルギーをより深いレベルで獲得するために人間は生まれる
天意とは、神・天・創造主・存在の根源・キリスト意識・宇宙・大いなる自然と呼ばれる、私たちをとりまくエネルギーであり、価値判断の無い世界
全人類にも、創造主の意思・命の本質・命の源・たましいと呼ばれる、同質のエネルギーが宿っている
私たち人間に用意された道は『天意』か『恐れ』か
その選択は自由
“たましい”はこれまで様々な学びをして来ており、今回も自分で人生を設定して選んだ
つまり自己責任である
人間として生まれるということは、恐れを克服する体験(=成長)を選ぶということ
それゆえ、人間の枠であるエゴ(思考・感情)は、恐れのエネルギーとして出てくる
そして私たちは、恐れを克服できるだけのエネルギーを持って生まれてくる
苦しみも悲しみも、すべては感謝の原理を知る機会なのかもしれません。人生で起こる出来事に幸・不幸の価値をつけ、判断しているのは自分の心。
すべては無常、良いことも悪いことも一時的な形でしかないことに気づくと、執着することで生じる”苦しみ”から自由になれるのではないでしょうか。