私が住んでいる地域でも、カウンセリングやセラピーが増えたようです。
医師・看護師と同様に、カウンセラーやセラピストなどの”援助職”に就きたい人は「人に必要とされたい」というエゴを抱えていることが少なくありません。
私も病気療養中に何人かの精神科医・臨床心理士に出会いましたが、中にはエゴ丸出しの人もいました…。ただ、お一人だけ良いエネルギーを持っている精神科医の方がいたことも覚えています。
それから、心理療法を教わった杉田峰康先生(日本交流分析協会名誉理事)は、バランスのとれた素晴らしい方でした。(私がこんなことを言うのも失礼にあたりますが)
私の場合、病気を克服し、信頼できるセラピストさんの下で自分のエゴを落としたあと、使命を果たすべくセラピーの勉強を始めました。
その際にも何人かのカウンセラー/セラピスト/ヒーラーさんと出会いましたが…「金、金、金」のエゴでやっている人がいたりして、驚くことも多かったです。
まぁ、これを読んで感情が反応しちゃった人は、まさに「エゴ」が反応しているわけですが…。「私はどうだろう…」と自己を省みることができた人は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
魂の修行がまだまだなのに、人を助けることで自分のエゴを満たしていると、エゴが強化されるだけですからね…。ちなみに一度エゴを落としても、すぐにまた別のエゴを作り出します。
といっても、エゴは悪者ではなくただの「無意識」ですし、すべてのエゴを無くすことを目標にするのも意味がありません。援助職の宿命は「自分の問題と向き合い続けること」です。
なぜカウンセラー/セラピスト/ヒーラーとして仕事をしたいのか、『行動の動機』とよく向き合うことが大事ではないでしょうか。
最近、同業者から相談を受けることが増えており、そんなことを考える機会を与えられました。