私のヒプノセラピー体験
ヒプノセラピーをごく簡単に私の言葉で説明すると、潜在意識に自分でつながって、思い浮かぶイメージからメッセージや学びを得る療法です。
先生の誘導質問を聞きながら、イメージ上で場面転換していくのですが、その場面を映画のように見る人もいれば、画像で見る人もいたり、白黒/カラーなどの個人差があります。
インナーチャイルドセラピーも、自分でイメージを思い浮かべる療法で、慣れないうちは「これでいいのかな?」と不安が出てきます。
今回、私がヒプノを受けた感想としては、出てきたイメージを疑わず、どんどん受け入れたほうがスムーズに進むと思いました。
ヒプノセラピーは、先生が「〇〇の場面に移動しましょう。3、2、1」といった感じで、カウントダウンすると場面転換します。明確に見える人もいれば、私のようになんとな~くの人もいるでしょう。
私の場合は先生の誘導質問を聞くと、カウントダウンの前にその場面が思い浮かぶので、本当に大丈夫かなぁと自分を疑っていましたが、大丈夫でした。
アミとして生きた前世
最初に出てきた名前はアイだったのですが、もう一度自分に問い直すとアミだったので、その名前を先生にお伝えしました。
「アミここに来てくれてありがとう」と先生が仰ると、うれしい気持ちがこみ上げて落涙。私と同じくアミも孤独だったようです。
少しずつ場面を移動して、アミがこの世を去る際に何を思ったか訊いてみると
という返答だったので、私も思わず笑ってしまいました。
実は私も同じことを思っています。偉そうにブログでいろいろと書いていますが、まだ葛藤があって、「生まれて良かった」とは思えません…。
エゴから目が覚めたら、「また人間をやってもいいかな」と思えるのでしょうか。今のところは、課題をさっさと終えて、早く帰りたいとばかり思っていますが。
以前、過去世ヒーリングも体験しましたが、こういった療法を受けるのは「悩み」があるときなので、出てくる過去世が幸せじゃないんですよねぇ。
もちろん、幸せな場面を見せてくれるように、誘導することもできるでしょうけど。
今世の課題
質問を忘れてしまいましたが、たしか今世での課題だったと思います。
「愛で生きる」
「愛は自分で見つけていく」
「愛はよろこび」
これらの言葉が出てきたのですが、自分の口で「愛」と言うときに、なんだかイヤな感じがしました。「愛はよろこび」という言葉が納得いきません。
その時に思ったのが、「愛」を期待して生まれたにもかかわらず、母親に裏切られた体験から、「愛」に対して良い印象が無いということです。私にとって信用できないものなのでしょう。愛は。
とりあえずこれらをすべて先生に説明して、先生の誘導でイガイガする「愛」のイメージを天に手放し、光でヒーリングしました。
その後も背中に「人との間をへだてるような感じ」がしたので、同じように光でヒーリングすると
「試さなくていい人間関係を作っていきたい」
「信じられる関係を作りたい」
という言葉が出てきました。
ここら辺は先生の誘導ではなく、自分で勝手に進めており、自問すると答えが返ってくるので、それを口頭で先生に伝える感じでした。
ちなみに愛については、帰宅途中に「天意(あい)=神のこころ」が、ふと思い浮かびました。人間の愛ではなく天意。天意で生きる、天意は自分で見つけていく、天意はよろこび、でしょうか。
いずれにしても、自分の中に「愛」に対する不信感があることが分かって、光に返すことができたので、それはそれでよかったです。
ただ、この不信感は根強いものを感じるので、今後もまだ癒しが必要かもしれません。
今世の使命
これも質問を忘れてしまいました。
催眠状態から解けた後に、質問と回答のまとめを教えてくれたら良かったのですけどね。アフターメールでもあれば。そういうサービスはありませんでした。
今回のセッションは3時間かかったので、次の予約が入っていたのかもしれませんが、受けっぱなしになってしまうので、少しもったいない気がしました。
実は、前日に録音しようかと思っていたのですが、当日すっかり忘れていました。残念。まぁ、これも運命として受け入れます。
さて、話をセッションに戻すと、たしか使命がテーマだったと思いますが、赤ちゃんが出てきて、手のひらを開いたら、金色か銀色のリボンが付いたカギが出てきました。
伝わってきたメッセージは
「カギ穴にカギを刺して、心の扉を開ける」
「風通しが良くなる」
とのことでした。
そうそう心も換気が必要よね~。な~るほど。これが私の使命ですか。
その前か後に、オレンジやピンクの光も出てきて、でも自分とは別物と思えないような、どこかつながっているような感覚があって、面白かったです。自由に湧き上がるイメージを受けとめていました。
来世の姿は白い光
自宅に戻り、セッションから8時間ほど経過して、ふと思い出したことがあります。
前世と今世の場面に移動した後、未来(使命を果たしているところ?)の場面へ移動したのですが、なぜか「白い光」しか見えず、私はその意味が分かっていませんでした。
セッション後に、先生が神妙な顔をして
先生)今回が最後の転生だとしたら、その先は…
私)光になると聞きました
といった会話をしたのです。
ヒプノセラピーを受ける前に、「転生回数が増えるほど過酷な人生になるとはいえ、なぜこの両親を選んだのか知りたい」という話をして、その延長で「今世が最後らしい」と先生にお話ししました。
そのときは、先生もどこか信じていない様子でしたが、さすがに未来世で光を見ちゃったので、セッション後は「神妙」にならざるを得なかったのでしょうか。
ただ、セッション後に「光」について語った私ですら、全然ピンと来ておらず、数時間たってようやく、私が見た「白い光」が転生後の自分だったのかもしれないと気づいたのです。
未来の場面に移っても「白い光」しか見えず、人の形が見えないので軽いパニックに。 実は、今の私の数年先が出てくると勘違いしており、「おかしい。何かの間違い」と、かなり焦りました。
とにかく「間違い」だと思っていたので、セッション後に「最後の転生を終えたら光になる」と自分で語っていても、自分の事とは思っておらず…。
転生については、知識として知っている程度ですので、そういうこともあるとしか受けとめられないですねー。今のところは。
その白い光が来世の私だったのか、先生に確かめればよかったです。「光」については気に留めていませんでした。
* * *
ところで、今回は私自身の備忘録として記録しているので、この件について書きましたが、あまり自分にレッテルを貼りたくないこともあり、過去世や未来世について書くのはこれが最初で最後の予定です。
私たちは「今」「目の前の現実」から学ばなければなりません。過去世や未来世は「本筋」ではないので、興味本位でそちらにだけ関心を向けるのは、成長につながらないという危惧があります。
今は人間をやっているのですから、まずは「日常」から学びましょう。
父母のことや私のエンパス/HSPも出したくはないですが、同じ悩みを抱える人をおびき寄せるために公表しています。
それにしても、今回お世話になったセラピストさん…プライドが高かったなぁ。
しっかり自分の器を広げてから、カウンセラー/セラピスト/ヒーラーをやっている方は少ないですね。
* * *
ヒプノセラピーの帰りに熱田神宮を参拝。観光客が多いんじゃないかと思ったのですが、行ったときは人が少なかったので、ゆっくりできました。
参拝を済ませて歩いていると、中国と韓国の団体が来たので、ちょうどいいタイミングで人混みを避けられて良かったです。静かにお参りしたいですからね。
そうそう、参拝中に「人々をつないで行きます」と宣言していたら、「光のネットワークを広げる」というメッセージが来て「それだ!」と思いました。
今後は本物の家族、ソウルファミリーとご縁をつないで行きたいです。