自分の不幸を親のせいにする人は幸せになれない

自分を癒す
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人に左右されないようになりたい

親のことが気にならないようになりたい

このようなお声を多数聞きますが、誰にでも自分を変える力があります。今回は簡単に、私が思う精神的自立(エゴの克服)に必要な心がけを書き出してみました。

ただし、これを一度に全部やろうとはお思いにならないでください。少しずつ意識できる項目を増やしていただければと思います。

心が疲れるのは、自分に嘘をついているから。まずは自分のエゴ(歪んだ思考感情)に気づく体験を増やして、フラットな状態になることをめざしましょう。

特に、心の病を引き起こすほど執着心が強く、偏った思考をしてきた方は、ご自分の思考パターンに気づくことで感情反応も減ってきます。

以下ご参照くださいませ。

愛の自給自足=自立して生きる心掛け
①自分の人生に責任・主体性を持つ
②人のせいにしない、自分で決める
③現実と直面する、不安を受け入れる
④感情と事実を分けて認識する
⑤「思いやり」と「感謝の心」を持つ
⑥感情が動いたら統合する
⑦安心安全を人生の第一目標にしない
⑧人や経験から学び、傷つきながら身の程を知る
⑨過剰な要求・期待をしていないか自己分析する
⑩幸せになる行動(親離れ/子離れ、別居/離婚、生きる目的を見つける等)をする
※注意点※
自分を責めたり、感情を抑圧して否定しないこと。心がけは目安であって「こうじゃなきゃダメ」ということではありません。

人生に責任を持つとは『自分の幸せは自分で創るものと自覚すること。他人任せの不安定な生き方を卒業して、自分で自分を幸せにすると決意しましょう。

決意のパワーはかなり強力ですから、自力で人生を構築する覚悟が無いと、自立(エゴの克服、自己信頼、自己実現)は失敗します。

覚悟が弱いうちは一度や二度失敗することもありますが、三度目からは自分に厳しくならないと、自立が難しくなるでしょう。そこで最も重要なのは、家族や親戚を自立しない言い訳に使わないことです。

皆さん「でも親が~」「でも親戚が~」と言い訳しますが、自立できない環境を作り出しているのはあなたの責任。あなたは単なる被害者ではありません。

自立しないかぎり、親と同じく『人から愛を奪う加害者』でもあることを自覚してください。あとは日常生活で傷付きながら学んでいくだけです。

与えられた環境の中で、自分のエゴに気づく生活をして行きましょう。人は人と接することでしか成長できません。人と関わりを持たないのは自立ではなく孤立。社会に出て人と関わることで学ばせてもらえるのです。

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上記④の「感情と事実を分けて認識する」とは、たとえば怒りの感情が反応した時に「何で怒ったんだろう」「何が気に入らなかったんだろう」と自問してください。

自分を責めるのではなく、冷静にエゴが反応したマイナスの思い込み』を見つけ出すことが大切です。

怒りの理由は自分の中にありますが、悪い事と捉えないでくださいね。特に怒りはニセの感情ですから、怒りの下に隠された「本当の欲求や感情」に気づくほうが重要です。

あくまでも『自我状態の認識』が目的ですので、自分を罰したり、否定することが無いようになさってください。

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ドイツの社会心理学者フロムは、著書『愛するということ』のなかで、愛は技術だから習練が必要と説きました。

フロムは『人は意識のうえでは愛されないことを恐れているが、本当は無意識の中で、愛することを恐れている』と言います。私はこれが問題の本質だと思うのです。

傷ついた自己愛で生きる人は、愛することに臆病だから他人の関心や評価を気にします。この「愛すること」とは、他者だけでなく自分も含んでおり、傷ついた自己愛を回復しないと、本当の意味で自分も他者も愛せません。

「自分を愛する」とは、自分の良い面も悪い面も区別することなく、すべて認めて受け入れることです。傷つく体験を通して「自分の未熟さ」に気づかないと、成熟した人間になれません。

「傷つくことへの恐れ=エゴ」をいかに克服するかが人生最大の課題です。皆さんはラクな方法論を知りたがりますが、自分で体験しながら乗り越えるしか道はありません。

人の成長は薄い紙を一枚一枚重ねるようなもの。五百円玉貯金ではなく一円玉貯金なんです。時間がかかって当たり前。目先の大きな変化を期待せず、地道な努力が当たり前になると本物です。

私はよく語学学習に例えますが、お金を払って教室に来ても、「さぁ私をペラペラにして!」と”お客様状態”で座っているだけでは上達しません。

『心の安らぎ』を得る場合も同じ理屈で、心を安定させたい、自分を愛したい、母娘関係を改善したいのであれば、カウンセリングでアドバイスをもらうだけで終わらせず、日常生活での実践が必要です。

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さて、ここまでご覧になって「本気」でないと自分を愛せないのは、お分かりいただけたと思います。特に共依存からの自立は強い意志と忍耐力が必要

まさに語学学習と同じで、子どものうちならスポンジのように吸収できますが、大人になると一進一退がしばらく続きます…。

いろんな葛藤があるとは思いますが、変えられないことは「宿命」として受け止めないと、前に進めないのではないでしょうか?

もしあなたが、過去にしがみついて子どものままでいたいのなら、そのままでOK。人間は傲慢な生き物ですから、苦しくならないと自分を変えようと思わないものです。現にご両親がそうですよね?

現実から逃げる余裕があるうちは「自分を変えよう」という気も起こりませんから、それまでは同じ苦しみを繰り返し体験するしかないでしょうね…。

厳しいことばかり申し上げていますが、自分を変える覚悟ができた方は一緒に成長していきましょう。

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