生きづらさの原因は「本当の自分」にある

毒親・親子

生きづらさの原因は「本当の自分」にある

頑固な方ほど「本当の自分」がコワいらしく、「本当の自分」と直面しそうになると、散歩を嫌がる犬のように踏ん張って抵抗します。

ここで言う本当の自分とは、「好きな自分」と「嫌いな自分」が統合された自分のことです。

「本当の自分」であることを否定されると、欲求や感情を抑圧するようになり、どんな自分でも受容する「健全な自己愛」がしぼんで、「歪んだ自己愛・エゴ」が心を支配するようになります。

エゴは、本当の自分を「好きな自分」と「嫌いな自分」に分離して、他者から受け入れてもらえなかった「嫌いな自分」を「無いこと」にして、不安にならないよう「自己防衛する役割」です。

健全な自己愛は「本当の自分」であることを求めますが、歪んだ自己愛(エゴ)が「本当の自分」を恐れて葛藤に引き裂かれている状態。この「葛藤」が苦しみ原因です。

でも、傷つくリスクを負わないと、自分も他者も愛せません。

エゴを乗り越えて「本当の自分」であることを「自分に許可」することが、自分を愛するということです。

あなたもナルシストかもしれない

特にナルシストは、自分の良い面も悪い面も統合した「本当の自分」を拒絶するパワーがすごいです。

「私は良い人」「私は正しい」という高すぎる自己評価が、「出来ていない自分」を認めないエゴになっています。

ナルシストは「自分の心」との交流を遮断しており、自分との「繋がり」を感じないことから「健全な自己愛」が不足して、人と「愛」を分かち合うことができない状態。

自分を変えないと余計に苦しむのですが、自分の内面(嫌いな自分)に触れるくらいなら、他人(外界)に依存してストレスを抱えるほうがマシ、と思い込んでいるようです。

それくらい自分の内面に意識を向けたくないのでしょう。それでいて、いつも欲求不満でイライラして、周囲に八つ当たりするのですからねぇ。巻き込まれるほうは迷惑ですよ。

本人が内側から「心のドア」を開ける決意をしないかぎり、本質的に問題解決できません。こうしてナルシストさんは、深い孤独にハマり込みます…。

「本当の自分」で生きるには

本当の自分で生きるには、コワくても自分の中にある「無意識の欲求と感情」「自分の欠点や弱点」「自分を制限している思考パターン」に意識を向ける必要があります。

自分と向き合う苦しさを通して心が解放に向かいます。そして、その苦しみこそ、あなたに必要な”成長痛”なのです。人が成長するときには必ず痛みが伴うもの。

断捨離にも共通しますが、”対象物”が自分にとって大事(有効な自己防衛策)であればあるほど、手放す決意を待つしかありません。

特に、その人の人生を作ってきた「核となる思考のクセ」は、それまでの”人生基盤”を失うことになるので、抵抗はより大きいです。

私の場合、大きなエゴが外れる際は苦しみましたが、ポコっと”エゴの枠”が外れたら、急に重荷が無くなってスッキリしましたよ~。

黙っていても、潜在意識が「もうこの生き方は不要」と手放したら、自然と顕在意識がキャッチしてエゴと向き合う時が来ます。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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