統合とは:人生のしくみを解説します

standfmラジオ&台本

私がうつ病の療養中だった20年前のお話です。

当時通っていたセラピーで、セラピストさんに「『今までよく頑張って来た』とも仰ってくださらないのは何故ですか?」という質問をしたことがあります。

この頃はセラピーを卒業する間際で、それまで訊けなかったことをまとめて質問したセッション回でした。

当時セラピストさんが伝えてくださった、私のハイヤーセルフの言葉をご紹介します。

自分がこういう人生を選んでいる。

色々な学びをして来て、今の人生も自分で設定して生まれてきた、ということがすべて。

つまり自己責任。

それに対しての評価という視点は精神世界にはない。自分が望む「学び」ができれば、それでよし。

そういったことを体感するのが成長であり、「すべてを自分で決めてここまでやってきたんだ」と体感するプロセスが人生、という風に考える。

だから人生は個人個人のもの。比較できるものではない。

今は人間的なところでしゃべっていないから、人間の感情の部分は出て来ない。

評価(判断)は人間界の視点のもの。精神世界では一切関係の無いものとなる。なぜなら、個人のこととして捉えるから。

統合されると人間界での評価(判断)は問題でなくなる。「これでよかった」「充分だ」と自分に対して自分で認められるようになる。

これは「そういうものだ」といった思い方とは違う。他人の評価や他人との比較が問題にならなくなる、ということ。

自立/統合が深まると、他人の言動にいちいち反応しなくなるのですが、当時の私は他人のことが気になっていました。その当時から現在まで、コツコツと地道にエゴを統合し続けています。

エゴやマインドと呼ばれる「思考のクセ」自体は悪者ではありません。過去の傷ついた体験から創り出した自己否定の思い込みです。

エゴやマインドを忌み嫌う人も多いですが、それもまた自分(影の自分/シャドウセルフ)なんですよ。

(完全に覚醒すると「自分」じゃなかったと気づくようですが、そこに至るプロセスとして「自分事」にしたほうが統合しやすいので、このような説明をしています)

ですから、自立/統合とは「自己否定」を癒して「健全な自己愛」を育むプロセスだと私は思っています。「こんな自分じゃダメだ」という自己否定に気づくことで自分を癒やせます。

もし人生で問題が生じたのであれば、過去の未解決の感情を手放すタイミングです。少しコワいかもしれませんが、自分の中に「自分を苦しめる思い込み」が無いか自己点検しましょう。

「執着が無いか」「認めたくない欠点を否定して、無いことにしていないか」と、自分で気づいて修正していく…この繰り返しで統合が深まります。

人間関係でお悩みの場合は、相手のことを「自分の分身」と捉えてみると、エゴに気づくヒントになります。その人の中に、あなたが自己否定している何かがあるはずです。

その自己否定に気づくことができれば、現実が変わらなくてもあなたの受け止め方が変わるので、問題が問題でなくなります。

そうして意識と無意識が統合されていくと、心の回復力・レジリエンス・自己治癒力が機能している状態に戻ります。

意識が統合されると、どんなにツラい人生でも「これで良かった」と、肯定的に受け容れられるようになります。

人から非難されたり、傷つくことがあったとしても、「自分」に正直であること。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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