目覚めには2段階ある

三島
毒親相談.com
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まず意識の成長段階は3段階に分けられることが多いようです。翻訳家の髙木悠鼓(たかきはるこ)さんは、以下の3段階で表現されています。
1.動物意識の段階
2.人間意識の段階
3.神意識の段階
神意識は人間意識と動物意識を包含しており、人間意識は動物意識を包含していると捉えてください。完全に分かれているのではありません。
1つの意識に留まっているというよりは、その時々で3つの意識を移動しているようです。どの意識に多く留まっているかは、人によって違いがあります。
精神年齢が高い人ほど、意識が成長していますね。(幼稚な人ほど、自分を客観視できないので、自分がどの段階に多く留まっているか分からないかも)
この中で1から2、2から3に移行することを「目覚め」と認識している方が多いのではないでしょうか。
1段階目:健全な私の目覚め
(一人の人間としての自立)
2段階目:個人の私からの目覚め
(私はいない・ワンネス・非二元)
多くの方は「1段階目」にいらっしゃるのですが、「2段階目」の情報を見て混乱しているんじゃないかと、以前から気になっていました。
並木さんがおっしゃっているのは「2段階目」のことですね。「個人の私」から「全体の私」に目覚める話です。
でも、多くの方はまだ1段階目ですので、しっかりエゴ(自己防衛意識・思い込み・影の自分)を癒やして健全化させる必要があると、私自身、セッションをしていて感じます。
「見て見ぬふりをしてきた課題」に直面して、未解決の感情を癒やし、健全な自我/エゴを取り戻さないと、「私はいない」とか「現実は幻想」という言葉だけを妄信することになるでしょう。
「感情は私ではないから」と、感じたくない不快な感情を抑圧して、傷口を悪化させているのもよくある話。
私自身もありますが、現実に一喜一憂する自分を責めたり、まだ怒りが出てくるとがっかりしたり。「自己否定の癒やし」が目覚めには大切なのですが、逆のことをやっています。
ところで、エゴ(人間の自我)は悪者ではありません。人間にとって必要なものです。善悪の意識が強いと「エゴは不要なもの」と思いがちですが、そうではないんですよ。
スピリチュアルな情報は、自分に都合よく捉えることができるので、それこそ「健全な自我」を確立しておかないと、間違った方向に進みかねません。
スピリチュアルマーケットに課金しまくって、挙句の果てに自己破産する方もいらっしゃるため、こうやって警告しています。
(人それぞれ「学び方」がありますから、間違いではないのですけどね)
まずは「人間の学び」をしっかりやって、そのあとに「個人の私からの目覚め」を探求されるとよろしいのではないでしょうか。
人間の学びをしっかりやるとは、目の前の課題(エゴの克服)にコツコツ取り組むことです。
1段階目で行う統合のやり方
統合ワークも、機械的に「作業」として行うのではなく、湧いてきた感情をしっかり「自分のもの」として感じたうえで、統合することをお勧めします。
並木さんは「こひしたふわよ以外は地球の周波数だから、あなたのものじゃない」と仰っています。それと同時に、その感情は「自分の中にあったもの」とも表現されていますね。
「私のものじゃない」でも、「私の中にあったもの」でも、どちらでも結構ですが、いったんは感情=自分だと自覚的に認めると、手放し(=統合)がスムーズにできます。
意外とみなさん「自分の感情」「本当の気持ち」をしっかり感じられていないんですよ。感情を握りしめてはいるけれど、感じてはいません。
「怒り」「悲しみ」「悔しさ」「みじめさ」といった、人間にとって不快に感じる感情も「本当の自分」ですが、恐れて避けていることが多いです。傷つきたくないのでしょう。
みなさん本当の自分を理想化していますね。本当の自分はそんなに純粋無垢じゃないというか…。「清濁併せ呑む」という表現に近いと思います。
人間意識の段階で言う「本当の自分」とは、「良いところ」と「悪いところ」どちらもある「等身大の自分」のことです。
(神意識の段階で言う「本当の自分」は、良いも悪いもありません。ただ「全体」があるだけ。「個人の自分」はおろか、誰もいません。)
私たちは、「不快な感情」「自分の欠点や弱点」を意識下に置いておくとストレスになるので、無意識層に抑圧して、何食わぬ顔で過ごしています。
でも、その「自己否定」した「影の自分」をしっかり認めて、意識の光を当てることで、そのエネルギーも循環させていくことができるようになるんですよ。
自分が感じる思考感情は、自分の中に蓄積されていたものですからね。もちろん、今の自分だけではなく、人類始まって以来の蓄積です。
それらをすべて癒やす必要はありませんが、苦しさを感じる場合は、しっかり感情を動かして癒やすとラクになれます。外に求めることもなくなります。全部あるので。
「統合疲れ」なんて言葉も耳にしますが、1段階目にいる人がいきなり2段階目のワークをやってしまうと、疲れて当然かもしれません。順番を飛ばしていますから。
まずは、しっかり感情(特に不快な感情)を動かして、癒やしましょう。1段階目にいる場合は、プロに相談されるほうが近道だと思います。
なお、感情と一体化しなくなったり、感情をつかんで振り回すことは無くなるとは思いますが、人間であるかぎり、感情が湧いてこなくなることはないと思っています。
私はその域に達していないので、私の師匠を参考にさせていただくと、
目覚めが深まるほど=個人的感覚が薄れるほど、感情をあるがままにしておけるというか
そもそも「個人の私」がいないので、気にする人がいないということになるのでしょうか。
(何度も言いますが、気にすることや気になることが「悪いこと」ではありません。それも自然な反応です。ただ、つかんでいると苦しみが続くので、順を追って内観するとラクになれますよ、という話)
眠らせている「感情」を動かす
みなさん情報過多なんですよ。いつも私は、クライエントさんに「スピリチュアル情報の断捨離」をお勧めしています。
「スピリチュアルの前に、まずは一人の人間として自立する」が、私の口ぐせです^^
情報の受け売りで「ツインレイが~」とか「地球に生まれた目的が~」とか言っているご自分を、客観的にご覧になってください。
恥ずかしいと感じたら、それも「1段階目の目覚め」です。この1段階目の目覚めをコツコツ積み上げることで、2段階目の目覚めにつながります。
「個人の私はいない」と自分に言い聞かせても目は覚めません。「個人の私」をしっかり生き切ることで、「個人の私」から「全体の私」に目覚められるのです。
いきなり「無」になるのではなく
まずは眠らせている「感情」を動かす
それからマインド(思い込み)に気づく
(↑逆のパターンもあります。クライエントさんによって、また、その時々でアプローチは変わります)
現実に一喜一憂して当たり前
もっと自分の感情に寄り添いましょう!
「怒り」「悔しさ」「悲しみ」を話して、手放してくださいね。一人で抱え込む必要はありませんよ。
ちなみに、2段階目の目覚めを経験したからと言って、もう人間に生まれないかというと、そんなことはないと、個人的には思います。目覚めと輪廻転生は別のこと、と私は捉えています。
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