「自己否定の正体」と「本物の癒やし」

ラジオ音声&台本
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自己否定というと、「怒り」や「悲しみ」などのネガティブな感情を思い浮かべるかもしれません。

もちろん、そういった感情もケアが必要ですが、私がセッションでアプローチする「自己否定」とは、「隠したい欠点」や「認めたくない短所」といった、「無意識の領域」に葬(ほうむ)り去った不都合な自分のことを指します。

私たちは日常的に「この自分はOKだけど、この自分はOKじゃない」という風に、自分を評価しているのです。

人から受け入れてもらえないと判断した「自分の一部」を切り離して、無いことにしています。この隠された自分を認める作業が、本物の「癒やし」なのです。

私のコーチングセラピーでは、親子や夫婦のご相談が多いのですが、被害者意識が強い相談者は自分で問題を解決できません。

そのため、被害者意識から当事者意識に意識を転換させる目的で、あえて「不都合な自分」と向き合ってもらいます。

ちなみに、心の成長にはいくつか段階があって、その時々で適切なアプローチが変わってきますが、私のセッションは「慰め」や「同情」が欲しい人向けではありません。どちらかと言うと、成長したい人向けのニッチ産業ですw

誰かに「愛」を与えてもらえないのであれば、自分の中にある愛(=健全な自己愛)を育てようというのが、私の考えなのです。

何でも一人でやることが自立ではありませんが、自分の中に愛が育っていないと、エゴが邪魔して、外側の世界をありのまま受けとめることが難しくなってしまうのです。

意地悪な自分
ズルい自分
傷つきたくない自分
損したくない自分
人の悪口を言う自分
人から褒められたい自分

普段「良い人」や「いい子ちゃん」を演じている人ほど、こういった「心の暗闇」を否定して認めようとしませんが、「意地悪な自分」も大事な自分の一部なんです。

「この自分は良いけど、この自分は良くない」という自分への評価をやめて、自分の好きな所も嫌いな所も丸ごと受け入れる「自己受容」ができて来ると、人からの評価が不要になります。

「良い悪い」という評価を外して、あらゆる自分をごまかさずに、一つ一つ、本当の意味で認めることが自分を愛することだと、私は考えています。

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