「人を許すコツ」と「恨みの心理」

親子
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恨みの心理を理解する

1.許せない人の許し方・心の整理方法にも書きましたが…

許すとは「相手への期待や要求」を取り下げること。

期待や要求を取り下げるには、エゴ(ナルシシズム・自己防衛意識・マイナスの思い込み)を克服して、「自立」する必要があります。

そもそも、なぜ人を恨みたくなるのかと言うと、相手と同じ土俵に乗っているからです。相手と同じレベルにいるから、腹が立つのです。

ですから、あなたが先に土俵から降りることが、早期解決につながると私は思います。

許す
=エゴの克服
=自立のプロセス

その反対に、恨みの心理は…

恨む
=相手への依存と執着
=甘え、エゴ

となります。

人を許すコツ

「恨んではいけない」と感情を抑圧するのではなく、むしろ自立するためには恨んで恨んで恨み切ることが大切です。

私は親子問題の相談をよく受けますが、相談者さんの多くは、親から嫌われない程度に親を恨んで、親離れしようとしません。

「共依存」にはお互いにメリットがありますから、親に嫌われて損したくないエゴが働いているわけです。

特に、親から経済的援助を受けている人は、都合よく「良いとこ取り」しようとしますが、中途半端な気持ちでは問題解決できないと私は思います。

相手を恨んで恨んで恨み切る自立のプロセスを経て、ようやく「許そう」という心境になれるのです。

相手を変えることに「執着していた自分」に気づき、自分が変わろうと思うようになる時間が必要であり、これが人間的成長プロセスです。

ですから、まだ恨み足りない人が、中途半端に「親との関係を修復したい」と思っても、すぐには修復できません。

本来、思春期で行うべき「親離れ」を大人になってやっている、ということでもありますけどね。

ここでもう一つ大切なことは、親を許せない自分を許すことです。

「親を許せない自分」を責めるのではなく、「親を許せない自分」を「それでいいんだ」と認めることが、親を許すことにつながるのです。

「それだけのことをされたのだから、親を恨むのは仕方がない」と、ご自分に共感して愛を与えてください。そして、もっと親を恨んでくださいね。

徹底的に自分の感情に向き合うと、問題だと思っていたことが気にならなくなります。それが「許し」です。

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