自分の中の「怒り」に気づくとうつ病は回復する

自分の中の「怒り」に気づくとうつ病は回復する 病気

私はセラピーでうつ病を克服し、現在は援助者として、うつ・社会性不安障害などのご相談を受けています。

お話を伺っていて、私自身もそうでしたが「エゴ」が病気を引き起こしているとよく感じます。

エゴは誰にでもある「無意識」で自己愛/自己防衛意識のこと。

幼少期の養育者との不健全なコミュニケーションが、エゴを創り出す原因です。

自分の感情を抑圧した結果、不安・思い込み・欠乏感・劣等感・甘え・怒り・心の寂しさ・愛情欲求・承認欲求などの欲求不満を溜め込んでいます。

通常は、20~30代で成長のために「エゴと向き合う出来事」を体験するのですが、40代以降になってもエゴにしがみついて人生を悪化させている方も珍しくありません。

いつも私が思うのは、子供時代に抑圧した感情(エゴ)をもっと大切にしたほうが、人生は良くなるということ。

これまでの経験上、

①幼少期に出せなかった「怒り」を自分に向けている(新型うつは逆)

②子供の立場にしがみつく「依存」

③遺伝的気質

④葛藤から逃げることで病状を悪化させている

以上の4つが不調の主因ではないかと考えています。

共通して「怒り・頑固さ・プライドの高さ」を感じますが、ご相談者が自分の中のエゴに気づこうとしないこともしばしばあります。

エゴは「不安/恐れ」から生じるので、どうしても抵抗が出やすいのです。特に、自己愛が強いナルシストは「否認」するので、そこを認めるまでに時間がかかります。

心の中にある「感情や思考」に気づき、本当の意味で認めるとラクになれるのですが…。まぁ、ここら辺は時間をかけて乗り越えるところだと思います。

セラピーなら一気に良くなると思い込んでいる方もいますが、ご本人がどれだけ素直に自分の心と向き合えるかで、効果の出方が違ってくるでしょう。

自己肯定感が低いと嘆く前に、心の中の怒り・憎しみ・愛情欲求の存在を認めてくださいね。 あなたを一番否定しているのは「あなた」です。

自分の本心と向き合うのは少し勇気が要りますが、少しの勇気で人生は開かれます。

自立コーチ三島

 
■LINE・Twitter登録特典
①ブログ更新情報の通知
②毎日無料ヒーリング
③割引チケット配信(不定期)
LINEは配信専用です
 
■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

\ ブログ更新情報を受け取る /
病気
\ シェアする /
\ ブログ更新情報を受け取る /
タイトルとURLをコピーしました