過干渉が原因でワガママに育った子に悩む毒親

毒親・親子

もう30才を過ぎた娘の恋愛や仕事、人生に口出しするお母さん…。「過干渉」は娘のためではなく、お母さん自身が楽になりたいという「エゴ」です。お母さんの「恐れ」が動機となって、口出ししてしまうのです。

このお母さんは「娘さんを愛せない葛藤」をごまかすために、過干渉になっています。しかも恐いのは、お子さんの「責任感」が育たないこと。何でも親に従って生きてくると、大人になってから、家族や友人、恋人など甘えが出せる関係において、自分の言動に責任を持とうとしない傾向があります。

共生関係(共依存)の中でもこのタイプの場合は、特に依存心が強く、自分で決定することを回避できて、責任を負う必要もなくラクだったのです。共依存の支配される側にも、こうしたメリットがあります。

親のエゴ(歪んだ自己愛)が原因で娘の人生に悪影響を及ぼし、親自身も我が子のワガママに手を焼くという自業自得のジレンマ…。ですが、この場合のワガママはとても自然な抵抗だと私は思います。

では、この親子関係を改善するにはどうしたらいいでしょうか?こうなった原因が「親のエゴ」ですから、正直にご自分の心(葛藤)と向き合わなければなりません。

親自身が子供の頃からずっと心に抑え込んできた「感情」や「欲求」に気づかない限り、自立(エゴに気づいて健全な自己愛を育む生き方)ができず、過干渉は止まらないのです。

自分の内面と向き合って、認めたくない劣等感や欠乏感を認めることで、思考も行動も変化します。要は、親が自己(エゴ)を肯定できていないから、子供に自分のエゴを投影して、自分ではなく相手に問題があると思い込むのです。

親子関係に悩む親御さんは、時間をかけてご自身の葛藤と向き合ってみてはいかがでしょうか?人間に生まれた以上、一人の人間として自立する「学びと成長」は生涯続きます。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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