自立と孤立の違い:セルフコントロール

自立スピリチュアル

私の考える精神的自立と孤立の違い

精神的自立は、エゴを克服して本来の自分で生きること
◎自律性(認知のゆがみを自動調整する力=セルフコントロール)が機能した状態
◎自分の中の「愛」が確立されており、他者の承認を求める必要がない=他者の言動に影響を受けない
◎「判断」や「力み」が無く、自分ができることは全うして行こうとする人生観
◎心が平ら、自分の意識状態に気づきがありエゴが反応しない
◎起こる出来事に抵抗・執着・否定せず、粛々と受け容れて対応していく人生態度
◎心が満たされているので、人を支配したり、意地悪や嫉妬で他者を利用しない

孤立は、自ら他者との関わりを拒絶している状態
◎自己愛性パーソナリティ障害・一部の発達障害は、他者に関心がない孤立状態
◎エゴ(歪んだ自己愛/自己防衛意識)が強いと他者を受け入れられない
◎自己肯定・他者否定で、自律性が機能していません
◎自分の世界観だけで生きる自己中心主義
◎他者の現実を受け入れたり、他者の感情を理解しない

人に相談できないエゴの強さ

人に相談できない心理を掘り下げると、批判されることへのエゴ(恐れ・不安)に囚われています。私の母(自己愛性パーソナリティ障害)も「人に相談することは”すがる”こと」と言いますが、歪んだ自己愛が強すぎて「相談しない」ではなく「できない」だけです。

「何でも自分で決めることが自立だ」と思う方もいるかもしれませんが、最終的に自分の責任で決断する意志があれば、人の意見を参考にしたり相談することは自立(健全な自己愛を育む生き方)を妨げません。

それどころか、何でも自分一人で決める人は「独りよがり」に陥りがちで、視野が狭く自己中心的な考えになってしまうことが少なくないのです。詐欺に遭う人の原因も、プライドが邪魔して人に相談できなかったことが災いしたと感じます。

ちなみに「自己愛が強い」とは「自己防衛が強い」という意味で、本当の意味で自分を愛しているわけではありません。歪んだ自己愛です。この歪んだ自己愛が強すぎると「避けているもの」を逆に引き寄せるため、余計に自己防衛が強くなり、本来の純粋な生き方から離れます。

人に決めてもらうのは責任回避の逃げ

なお共依存の方は責任回避・問題回避傾向が強く、人に決めてもらいたがるところがあります。でも、自分で物事を決めないのは、自分の人生に責任を負わず、逃げていることと同じです。

人間関係も「共依存」という同じ課題を抱える人としか付き合えません。私たちはエゴ(恐れ・不安)に気づいてバランスを学ぶため、人の意見に耳を傾ける柔軟性と自己責任で物事を決断していく覚悟はどちらも大事です。

どちらか一方に「偏る」と良くない結果を招きます。中庸(ちゅうよう=かたよることなく調和がとれた状態)をめざしましょう。

誰の助けも借りないのはエゴ

誰の助けも借りず何でも独力でやろうとするのも、自立ではなく「意地」「頑固」「一人でやらねばならない」というエゴです。素直に甘えられないのもエゴなのです。

交流分析では「I AM OK YOU ARE OK」といいますが、自他肯定の柔軟な心で人と接していれば、必要に応じて頼み事をしたり、他者からの援助の申し出を素直に受け入れることができます。

もちろん、安易に人に頼る依存心は自立を妨げてしまいますが、自己解決が難しい状況でも「自分のやり方」にこだわるのは、プライドの高さ=高慢であり、おごりや自己過信と言えるでしょう。

感謝と共に人から助けてもらうのは悪いことではありません。それも『感謝のしくみ』を学ぶ成長の機会になりますよね?なぜ助けてもらうことを恐れるのでしょう?

家族も周囲もあなたを助けたいと願っています。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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