自分の「本質・たましい」から離れてエゴで生き続けた場合、気づきを起こすキッカケとして「病気」を選ぶことがあります。
病気も目的があって体験する「学び」です。
自分のエネルギーを落とすことで、「気づき」を得て、本質に戻る成長体験なのです。
あぁそれなのに…
表面的な理解で満足する相談者さんがいます。もったいないですねぇ。
私はご本人が求めるものしか提供できないため、自分の心とじっくり向き合わず、対症療法的な答えを求める方は、それ以上の気づきが得られません。
なぜなら、気づきを起こす主体は相談者さんであって、カウンセラーは気づきを起こすサポーターだから。
相談者さんが「このことしか聞きたくありません」「人の意見を聞きません」と決めていれば、その自由意思が尊重されます。
40代以上の方は特にエゴが強くなっているので、ご本人に「自己愛が傷つく覚悟」がない場合、その自己愛を抱えて不安に震えながら生きるしかないでしょう。
エゴが病気を創っているのですが、人間は傲慢な生き物で「不安にしがみつく人生」が心底イヤにならないと、自分を変えようと思わないんですよね…
不安にしがみつくのも自由です。エゴ/ナルシシズムの殻をやぶって、気づきを起こすかどうかは、ご本人が決めること。
ただ・・・
少し想像してみてください。
玉子の中身を使うためには、玉子の殻にヒビを入れる必要があります。
同じように、「本質・たましい」のエネルギーを使って自分らしく生きるには、「本質・たましい」を取り巻くエゴにヒビを入れて殻をやぶる必要があるのです♪
せっかく「病気」という自分に戻るチャンスを作ったのであれば、そのチャンスを活かしてほしいと切に願います。
起こる出来事に良し悪しは無く、人生では必要なときに必要なことが起こりますから。
日本で初めて心療内科を創設された池見先生は、
とおっしゃっています。
自分や他者への感謝を忘れて「エゴ」で自分を守っていると、病気という「学びの機会」がやって来るのです。
病気はウェイクアップコール(目覚まし時計)として、あなたにこんなメッセージを送っています。
すぐに軌道修正してください!
「本質・本来の自分」に戻るチャンスを活かしましょう。