子育て四訓
すでにご存じの方も大勢いらっしゃると思います。
元中学校校長の方が提唱されている教訓です。
子育て四訓
乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ手を離すな
少年は手を離せ目を離すな
青年は目を離せ心を離すな
以上が『子育て四訓』です。
生まれたばかりの頃は、体をしっかり抱きしめて。
成長するにつれて、心をしっかり抱きしめて。
私は精神的に抱きしめられたことがない”精神的捨て子”です。
そんな私にとって、とても胸に響く御言葉。
子供を自立させて社会に送り出すことが親の仕事だと思います。
でも実際には、親子がお互いに執着して問題が生じています。
親に心を抱きしめてもらった体験が無いと、子供は安心して自立できません。
親に自立の機会を与えてもらえなかった方は、専門家の手を借りつつ、自分で自分を愛することで自立はできます。
詳しくは私のブログを漁ってください。
子育て中の方へ
子育て中の方は『子育て四訓』を胸に刻みましょう。
子育てがどんなに楽しくても、必ず終わる日が来ます(親の責任はいつまでも続く)。
いつかは親元を離れて巣立つ日が来るという「心づもり」は、親子とも必要です。
そのためにも、幼児期はしっかりと肌を離さず、「親の愛」を体と心で伝えておくことが大切なのだと思います。
人間は言語的コミュニケーションだけでなく、非言語的コミュニケーションもしているため、親に矛盾があれば子供は混乱します(なぜなら、人は人の無意識に反応するから)。
「自己否定」が強い親御さんは、子供に甘えてエゴ(不足感・無価値感)を満たそうとするため、子供に悪影響を及ぼします。
自分の心の中をのぞいてみてください。
あなたが「親の愛」だと思っている行為は、本当に愛情でしょうか?
「自分がラクするため」に行っていることはありませんか?
面倒をみた相手には、いつまでも責任がある
サン・テグジュペリ「星の王子さま」