大人の発達障害の問題点「自己正当化」

大人の発達障害
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結局は、障害うんぬんではなく、本人の生きる姿勢が問われるのではないでしょうか。

発達障害の有無に関係なく、人間関係でつまづく原因はエゴ(歪んだ自己愛・依存心・執着心・自己防衛意識)です。つまり「自己正当化」が対人問題の原因。

エゴは無意識ですから、自分では意識できません。しかもエゴが大きいと、欲求不満を感じやすくなってしまいます。

残念ながら、私が接した発達障害者の大半は「グチと言い訳」ばかりで、日ごろの言動を省みる「謙虚さ」は感じられませんでした。

そういうこともあり、人間関係から生じる”生きづらさ”は「その人の生き方の問題」だと、私は捉えています。障害の有無とは関係ありません。

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誰でも成長の余地はありますが、成長のゴール、スピード、プロセスは個人差があります。

なかには、私の父母(発達障害と自己愛性人格障害)のように「成長しない」と決めているケースもあるのが現実。

その場合でも、人生の責任を負うのは本人であり、生きてきた結果責任は必ず取らされます。

つまり、自分を受け入れてもらえない不満をまき散らすのではなく、自分の日ごろの言動を省みるほうが、より早く悩みを解決できるということ。

自分が何を求めているのかを明確にしてください。悩みを解決したいのか、自分の不満を理解してほしいだけなのか。後者であれば、今後も不満は無くならないでしょう。

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障害の有無に関係なく、親子関係や人間関係につまづいて「自分を変えたいのに変えられません」と仰る方に共通するエゴは「甘えと攻撃性」です。

つまり「依存心の強さ」が対人問題を引き起こします。人間は甘えられる人(依存できる人)にしか攻撃性を出しません。

「自分なりに努力している」と思う方は、それが甘え(自己正当化・攻撃性)です。自立して被害者意識を克服しましょう。
私たちは「相手の無意識」に反応します。「自分は悪くない」と無意識に自己正当化していれば、周囲と摩擦が起きるのも不思議ではありません。
無意識の「甘え」が自己正当化を強化しており、自己成長できない悪循環となっているのです。
相談者さんと対話していても、子どもに言い含めるように、かみ砕いて説明することで、相談者さんが「甘え」に気づくことがよくあります。
(「困難から逃げる自分」に真摯に向き合ってもらえるよう、私も粘り腰で相談者さんと向き合います)

また、自分がどれだけ傷ついたか「被害」を強調したり、「惨めさ」を強調することで攻撃性を出す方もいます。(自己憐憫は、自分ではなく他人を責める攻撃性です)

そうやって常に、自分の感情を他人に処理させている限り、環境を変えても同じ問題を繰り返すでしょう。

自分を受け入れない相手を責めて、問題は解決するのでしょうか?相手を批判して受け入れてもらえるのでしょうか?

誰でもそうですが、周囲に受け入れてもらうには「素直な心」が大切です。発達障害を嘆いたり、周囲の助言を否定して反発するなど、感情に振り回されているのは「自分の責任」です。

私たちは「子供の人格から大人の人格」に成長することで、ラクに生きられるようになりますが、「ラクして」はいけません。

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人から与えてもらうことを期待したり、人の労力を奪う「依存的な生き方」を卒業してください。自発的に自分から人に与える「自立」を学ぶ時期ではないでしょうか。

「受け身の立場」に自分を置く限り不満は無くなりません

自分で改善や工夫もせず、一方的に配慮や承認を求める「受け身の傲慢な心」では、周囲から応援されるどころか反感を買うだけでしょう。

感謝と思いやりの心が無ければ人間関係は壊れます。

他者は自分の内面を映し出す”鏡”ですから、他者から受け入れられたいのであれば、傷つくリスクを負って、あなたが先に他者を受け入れましょう。

自己否定や自己嫌悪が強くなると劣等感が強化され、無意識に他人を拒絶してしまい、あなたの無意識に周囲が反応して拒絶を誘うこともあります。

自分の自己中心的世界観(偏ったナルシシズム)に少しずつ気づくことで、孤立も防げるのではないでしょうか。

あなたが自分自身と仲良くなることで、他者とも仲良くなれます。自己理解を深めるためにも、「できていない自分」を認める努力を謙虚に続けましょう。

自己正当化が対人問題の原因です。発達障害がある方からのご相談も承りますが、「自己正当化している自分」を素直に認められない場合、私もサポートできません。

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