老いては子に従え:騙されない自信過剰はエゴ

自己愛性人格障害

老いては子に従えとは、年をとったら出しゃばったり我を張ったりせず、何事も子に任せて、これに従っていくほうがいいということ。

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いま実家に帰っていますが…

なんと母が、固定電話にかけてきた業者に言いくるめられていたことが発覚!

深刻な被害はなかったのですが、2年前にも固定電話に営業電話をかけてきたプロバイダーのうまい話に騙されそうになった実績があるので、二度目の今回は強めに注意をしました~。

エゴ(我・恐れ)の強い人が騙されやすいのは言うまでもありません。恐れが強いから「恐れ」に気づけない。

母からの情報によると、父も父で「オレオレ詐欺なんかには騙されない。いつでもかかってこい!」と豪語していたらしいです。

ほんと、二人して警戒心が薄いというか、自信過剰というか。電話でお金の話をされた時点で「騙されるかも」という想像力が働かないのがアウト~!

エゴ(思い込み)が強いと視野が狭くなるので騙されやすくなるんですよ。得する話が向こうからやってくるわけないのに。

両親とも営業職だったため、そんなことは常識のはずですが、「自分はバリバリ営業をやってきた」という自負が強いと、かえって自信過剰になってしまいます。

ともかく今回の一件で、以前から勧めていた「常時留守電対応」を強制実施。知らない人の場合は出ないよう強く言いました。

前々から注意を促していたものの、両親とも面倒なことには向き合わず軽く考えるクセがあり、他人事のように聞き流されていたのです。

私の母は自己愛性人格障害、父は衝動性優勢型で癇癪持ちのADHDというエゴが強すぎるコンビ。最近はマシになりましたが、素直に忠告を聞けないところがあります。

両親ともアダルトチルドレンで自己否定が強く、人から注意を受けることは自分を否定されることと受け取るクセがあるのです。

このように被害者意識が強い人ほど、上手い話(詐欺)には注意が必要なんですけどね。本人がその体験を必要としているのなら私には止められません。

10年ぶりに両親と再会した時にも思いましたが、ここ数日「この生き方で私を導いてくれているんだなぁ」としみじみ感じています。

家族としては被害にあってほしくないと思いますが、騙されて学ぶのも一つの学び方。何度騙されても学ばないケースもありますが、それは学ばないという学び方です。

昔から母は、勤務先に飛び込み営業で来た人から高価な羽毛布団や無水鍋などを購入するクセがあるので、今も心配しています。

母の場合、質と価格が釣り合わない物を買ってしまうのは、弱い立場の人を助けることで優越感を得たい自己顕示欲が原因。

飛び込み営業マンへの「同情」もあるでしょうけど、それもエゴなんですよねぇ。本人は失敗とは認めず体験から学ぼうとしません。

ここに書ききれないくらい、私が知っているだけでも色々ありましたが、私が知らない”母の失敗”もあるでしょうね~。今後も失敗を隠すかも。

思い込みが激しくプライドが高い人は、「自分が選んだのだから間違いない」と自己正当化するため、偏った思考で物事を判断しがちです。

特に自己否定が強いと、失敗を隠して無かったことにしたがります。そうなると、問題が深刻化してしまうことも…。

誰でも生きてくる中で自己執着(エゴ)に気づく機会がありますが、自らチャンスを逃していることも多々あります。

バランスの良い柔軟な生き方が身を助けます 自分の考えに執着せず「善意の忠告」を素直に聞けるようにしておきたいものです。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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