「愛情欲求(承認欲求)が満たされてない」と思っている方は、少なくないと思います。
でも・・・
ご相談を受けるたびに思うのですが、本当に親から認めて欲しいのでしょうか?
なんだか「別の意図」を感じるんです。
もちろん、親の愛情を欲しているのは分かりますが、それだけではない「下心」があるのでは?
冷静に心の奥を覗いてみてください。
別の「思い」が見えてくるかもしれませんよ。
親が認めてくれたら・・・
人が認めてくれたら・・・
「・・・」のところに「問題はすべて解決する」と入れていませんか?
よくある誤解ですが、親や他人に認められても、あなたは満足しません。
正確に言うと、その時は満足した気になるかもしれませんが、いずれまた別の人に「承認欲求を満たしなさい!」と要求します。
私は占い師ではありません。でも近い未来、あなたが同じ問題を繰り返すと容易に想像がつくんです…。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
よ~く考えてほしいのですが、自分の問題を「親や他人」になすりつけて安心していませんか?
自分の評価を他人に任せるということは、自分より他人が信用できるということですよ?
「親や他人が認めてくれない」と文句を言うわりに、その人達にしがみついて依存していることに気づきましょう。
自立(エゴに気づいて健全な自己愛を育む生き方)をしていくと、自己信頼も育まれます。
自分を信頼して生きていれば、他人の評価は気になりません。
実際、ご相談を伺っていると、他者承認を求める人ほど自己否定(エゴ)が強いと感じます。
『自分の愛し方』を体験的に学ばなければ、他人とも上手くコミュニケーションできません。
自己否定しているエゴに気づいて、抑圧した感情をひとつひとつ受け入れていくと、他人の承認は必要なくなります!