子供を叱れないのは親の甘え

毒親・親子

子供を叱れない、子供と向き合っていない親御さんが多い、と感じることが度々あります。

それはつまり、子供の成長よりも自分が大事ということ。

「子供に嫌われたくない」というエゴ(恐れ)で行動していますからね。

子供を愛しているのではなく、子供より自分が一番かわいいということです。

子供を親の勝手な都合に従わせた結果、とんでもなくワガママな子になり、親に怒りをぶつけるようになった、と泣きついてくる親御さんもいます。

お子さんにとっては、親に怒りをぶつけることで「命」をつないでいるんですよ。

ず~っと怒りを自分の中に溜め込んできたわけですから。

大人になって、ようやく反撃できるようになったんです。

ですから、子供を押さえつけてきた親がまずやるべきことは、子供の感情を受け留めることです。

黙って受け留める。

子供の言い分を黙って聞くことができますか?

本来なら、お子さんが小さかった頃に、そうやって「感情」に寄り添ってあげないといけなかったんですよ。

その課題を先延ばししてきた結果が「今」です。

親自身が自立することなく「子供の立場」にしがみついていたから、お子さんが子供として幼少期を生きることができなかったのは事実。

「子供の感情に共感してこなかった未熟な自分」を素直に認めて、反省することが先決です。

度を越したワガママを叱るのは、その次にやること。

先に信頼関係を築いてから叱らないと、もっとこじれます。

子供と向き合うのは、気力も体力も使います。

手を抜いていると、のちのち後悔することになるので注意が必要です。

人を育てることを甘く考えている親が多いと私は感じます…。

だから平気で子供に甘えていられるのでしょう。

本気で子供の幸せを考える親なら、子供に愛を求めず「自分の愛」を提供します。

その愛の中には「叱る」ことも含まれます。

人として正しい道に導くことが親の務めです。

自立コーチ三島

 
■LINE・Twitter登録特典
①ブログ更新情報の通知
②毎日無料ヒーリング
③割引チケット配信(不定期)
LINEは配信専用です
 
■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

\ ブログ更新情報を受け取る /
毒親・親子
\ シェアする /
\ ブログ更新情報を受け取る /
タイトルとURLをコピーしました